「韓国サッカーはメンタル壊れやすい」 日本代表レジェンドが見解…日韓の差に海外脚光「日本は悔しいほど冷静」
日韓両国のサッカーに見られる特性に韓国メディア注目
韓国メディアが社会文化や民族気質の観点から、日韓両国のサッカーの特性に脚光を当てている。「日本のサッカーは決してリスクを冒さない。柔軟性は信じられない」とし、情熱的で闘志を前面に押し出す自国サッカーへの問題点に触れながら持論を展開している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
「サッカーはその国の社会文化や民族気質を最もよく反映するスポーツだ」として、日韓両国のサッカーに見られる特性に注目したのは、韓国メディア「bosik」だ。
同メディアは「日本代表レジェンド大久保が語る韓国サッカーの長所と短所」と見出しを打ち、元日本代表FW大久保嘉人氏が指摘した韓国サッカーの良し悪しに触れ「我々のやり方は融通が利かないのが問題」と綴っている。
大久保氏は昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)で解説を務めた際、韓国の有料テレビネットワーク「MBC Sports」に対し「利点は怖くて激しいこと。欠点は、物事がうまくいかない時、メンタルが壊れやすいことです」と、韓国サッカーに言及していた。
この言葉を引用する形で、記事では「サッカーは、その国の社会文化や民族気質を最もよく反映するスポーツだ。 韓国サッカーは情熱的で、うまくいかない時はメンタルが壊れてしまう」と指摘。「メンタルが崩れるのはどのチームでも同じだが、特に日本の対応は我が国とは全く異なる」として、日本の特性に触れている。
「負けているアディショナルタイムであっても、見せかけのサッカーはせず、悔しいほど冷静にパスによるビルドアップを行う。日本のサッカーは決してリスクを冒さない。柔軟性は信じられない。
韓国の場合、非常に情熱的に批判し、責任を一方に転嫁するが、日本はもどかしいほど冷静で冷徹だ。柔軟性があり良いように見えることもあるが、問題はその柔軟性を制御できないこと。冷静沈着な分析と反省がなければ、いつも同じ考えや葛藤が繰り返されてしまう」
日本は10月の国際Aマッチで2連勝し、直近6連勝と好調ぶりが際立つ一方、ユルゲン・クリンスマン監督率いる韓国は同監督就任後、5戦未勝利が続き、直近3連勝とようやく軌道に乗り始めたばかり。勢いに差が表れている状況もあってか、自国のサッカーに問題の目も向けられていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)