リバプール遠藤、「非常に過小評価されている」と現地メディアが指摘した能力は?
「ラインブレイクの能力」を英メディア評価
日本代表MF遠藤航はイングランド1部リバプールでデビューしてからおよそ2か月半が経過し、徐々にチームへの適応を示し始めた。スタメン出場の機会はまだ限られているなか、現地メディアは過小評価されているという遠藤のある能力の高さに注目している。
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遠藤は今夏、キャプテンも務めていたドイツ1部シュツットガルトを離れリバプールに電撃移籍した。8月19日のプレミアリーグ第2節ボーンマス戦でデビューを飾り、ここまで公式戦11試合に出場している。
そのうち先発起用はカップ戦での5試合とプレミアリーグの1試合にとどまるなど出場時間はまだ限定的だが、現地時間10月26日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節のトゥールーズ戦(5-1)ではスタメンフル出場。さらにヘディングで移籍後初ゴールをマークするなど、結果も出始めている。
チームで唯一“6番”のポジションを本職とする選手であり、経験も豊富なことからユルゲン・クロップ監督からの期待も大きい。そんな遠藤について、英メディア「LFC Transfe Room」の公式X(旧ツイッター)アカウントはこのような投稿をしていた。
「遠藤の非常に過小評価されている部分は(パスでの)ラインブレイクの能力だ。顔を上げて、そのようなパスを出せるDM(ディフェンシブミッドフィールダー)がいるのは我々にとって大きな助けになる」
ドイツで2年連続“デュエル王”に輝いたこともあり、守備面での貢献がクローズアップされる遠藤だが、ドリブルでボール運びやパスでの展開力など攻撃面でも高いクオリティーを示すことができる万能な選手。そのなかでも相手のラインを突破する正確無比なパスは、見落とされがちな長所だと考えられているようだ。