ジンチェンコは「少し傲慢だった」 パフォーマンスにアーセナル専門メディアが見解「中継役というより…」
リーグカップウェストハム戦に先発も後半12分に冨安と交代
イングランド1部アーセナルのウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコは、現地時間11月1日に行われたリーグカップ4回戦ウェストハム戦(1-3)で左サイドバック(SB)として先発した。専門メディアはこの試合で目立ったジンチェンコのネガティブな点について指摘している。
アーセナルは前半16分、DFベン・ホワイトのオウンゴールで失点。後半5分にはジンチェンコと対峙したウェストハムMFモハメド・クドゥスが“ヒールトラップ”から放ったシュートが決まりリードを広げられる。その後ジンチェンコは後半12分に日本代表DF冨安健洋と交代。チームはその3分後に再び失点を許し、同アディショナルタイムの反撃も虚しく1-3でカップ戦敗退が決定した。
アーセナル専門ニュースサイト「Arseblog News」では、この試合の選手パフォーマンスを分析。記事の中でジンチェンコについて「ボールを持とうとしすぎていたように思う」と、チャンスクリエイトに苦労したチーム内での一因に先発した左SBのプレーを挙げ「彼がボールを持ってプレー(支配)できるのは知っているのが、理想の位置にいない選手からボールを受けることが多すぎて、中継役というより邪魔になっていた。少し傲慢だった」と厳しい指摘を展開している。
後半途中から代わって入った冨安が堅実なプレーを見せただけに、攻撃面でもチームを支えてきたジンチェンコのパフォーマンス低下の問題はアーセナルが対処すべき急務だ。リーグ戦では未だ“黒星なし”を継続するアーセナル。攻撃の起点となるジンチェンコは本来のパフォーマンスを取り戻せるだろうか。