アーセナルは「最悪の一夜を過ごした」 専門メディアがカップ戦敗退に苦言「まだ光明があるとすれば…」
アルテタ監督も「とてもがっかりしている」と敗戦を嘆く
イングランド1部アーセナルは現地時間11月1日、リーグカップ4回戦でウェストハムに1-3で敗れ敗退した。アーセナル専門ニュースサイト「Arseblog News」は「最悪の一夜を過ごした」と、この試合の敗戦を報じている。
アーセナルは前半16分、相手のコーナーキックの場面でクリアを試みたDFベン・ホワイトがボールに触れて軌道が変わりゴールネットを揺らす。まさかのオウンゴールで先制点を献上すると、後半5分には左サイドバック(SB)オレクサンドル・ジンチェンコの裏を狙われ、ウェストハムMFモハメド・クドゥスのゴールで0-2とリードを広げられる。
後半12分よりジンチェンコに代わり日本代表DF冨安健洋が投入されたが、その3分後にアーセナルはあっさり失点。同アディショナルタイムにMFマルティン・ウーデゴールの1点で反撃するも2点差に泣き、1-3でカップ戦敗退が決定した。
「Arseblog News」は「ロンドン・スタジアムで最悪の一夜を過ごした」と、敗戦したウェストハム戦に言及。「ボールを支配し、前半はポゼッション約70%、シュート数はウェストハムの0本に対して8本だった」とチャンスを作っていたチームのデータを紹介したが、「後半のアーセナルは、相手に歯が立たず、効果的ではなかった」と失点を重ねたハーフタイム後の45分を評価した。
試合後にミケル・アルテタ監督も「とてもがっかりしている」と語り、記事でも「最後の彼の表情は、チームの出来に非常に不満そうなものだった」と記している。そのうえで「どのチームにも不運な夜はある。まだ光明があるとすれば、今回の敗戦がプレミアリーグではなく、カップ戦で起きたということだ」と指摘。同時に「この敗戦を糧に、ニューカッスルに行って勝つための最善の準備をしなければならない」と、次節リーグ戦での再起を期待していた。
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