リバプール、来年1月の守備的MF獲得へ 22歳ブラジル人と「個人的な条件で合意」と英報道
フルミネンセMFアンドレと「口頭合意に至った」と報じられる
イングランド1部リバプールは、今夏に日本代表MF遠藤航を補強した。アンカーとして研鑽を積む遠藤だが、英メディアはリバプールがブラジル人の守備的MFと来年1月獲得へ「口頭合意に至った」と報じている。
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30歳の遠藤は、退団が相次いだ中盤の“守備的ポジション”を期待されドイツ1部シュツットガルトからリバプールに加入。しかし、プレミアリーグでの先発は出場した6試合中1ゲームのみと、定位置確保までには至っていない。
そんななか英メディア「スポーツ・バイブル」は、かねてよりリバプールからの興味が噂されていたブラジル人MFアンドレが「来年1月の移籍について口頭で合意した」と報じている。
母国1部フルミネンセでプレーする22歳のアンドレは、同クラブ下部組織出身で、20年にトップチームデビュー。ここまでリーグ24試合に出場しているチームの中盤の底を支える守備的MFだ。今年6月には同国のA代表初出場を果たすなど注目度も高い。
現時点で、リバプールにおけるアンカーポジションの第1選択肢は本来のポジションではないアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターとなっている。そうしたなかで、今夏にもアプローチしたアンドレと口頭合意に至ったと報じられた。
ジャーナリストのフランソワ・プラトー氏によると、「リバプールは今年初めにブラジルデビューを飾ったアンドレと、1月の移籍をめぐる個人的な条件で合意した」という。しかし、現状では両クラブの間で「まだ何もサインは交わしていない」とされ、ほかのクラブもフルミネンセMFへの獲得に興味を示しているとされている。
以前リバプールが獲得に迫った際には、「コパ・リベルタドーレスが開催されている間は契約はできない」とフルミネンセ側の断りがあったとされる。選手自身は当時ステップアップの可能性を否定はしなかったとされるが、リバプールの今後の動きにも注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)