ウェストハムMFクドゥスが決めたチーム2点目に注目

　イングランド1部アーセナルは現地時間11月1日、リーグカップ4回戦のウェストハムとの試合で1-3と敗戦した。ウェストハム2点目のシーンでは、ガーナ代表MFがアーセナル守備陣を欺くトラップを披露し話題を呼んでいる。

　アーセナルは前半16分、相手のコーナーキックの場面でDFベン・ホワイトがオウンゴール。意外な形で先制を許す。さらに後半5分、アーセナルは相手の1本のロングパスから簡単に崩されてしまう。

　ウェストハムDFナイフ・アゲルドが左から持ち上がると、ハーフライン付近から逆サイドの前線へロングパス。反応したガーナ代表MFモハメド・クドゥスは、アーセナル左サイドバック（SB）オレクサンドル・ジンチェンコの頭上を超えたボールを右足のヒールで内側へトラップする。逆を突かれたジンチェンコは付いていけず、カバーに入ったガブリエウ・マガリャンイスの股を抜いた左足のシュートがネットを揺らした。

　後半15分にもウェストハムに得点を許したアーセナルは、同アディショナルタイム6分にMFマルティン・ウーデゴールの1点で反撃するもタイムアップ。1-3でカップ戦敗退が決定した。なお、日本代表DF冨安健洋は後半12分からジンチェンコに代わって途中出場している。

　ウェストハムの2点目となったクドゥスの相手を欺くトラップは、海外ファンも絶賛。ポルトガルメディア「SPORT TV」公式インスタグラムでゴールシーンが切り抜かれると、「なんてコントロールだ」「素晴らしい」「ビッグプレーヤー」と、アーセナル守備陣を翻弄したトラップを称えている。また日本のファンもSNS上で「これは相手を褒めるべき」「めちゃくちゃえぐい」「トラップが上手すぎる」といった声があがり話題を呼んでいた。