冨安、リーグ杯途中出場でリーグ戦スタメンに海外期待 「ジンチェンコが先発にいたことは…」
ウェストハム戦は後半12分から途中出場
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間11月1日にリーグカップ(カラバオ・カップ)4回戦のウェストハム戦(1-3)でベンチスタートとなり、後半12分から左サイドバック(SB)として途中出場した。ミッドウィークのカップ戦で先発から外れたことで、週末の難敵ニューカッスル戦で先発の期待が高まっている。
プレミアリーグでは開幕から10戦無敗(7勝3分)と好調のアーセナルは、10月28日に行われた第10節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)からスタメン6人を入れ替えて試合に臨んだ。それでもカップ戦では先発起用が続いた冨安はベンチスタートだった。
前半16分にイングランド代表DFベン・ホワイトのオウンゴールで先制点を献上すると、後半15分までにさらに2点を許し、大きなビハインドを背負った。反撃は後半アディショナルタイムのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの1点にとどまり、1-3で敗戦。リーグカップは4回戦で姿を消すことになった。
シェフィールド・ユナイテッド戦でアーセナル加入後初ゴールを挙げた冨安は、後半12分からウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコに代わって左SBとして出場していた。
米スポーツ専門テレビ局「CBSスポーツ」は、「ジンチェンコがスターティングイレブンにいたことは、確実な堅実さが求められるセント・ジェームズ・パーク(ニューカッスルの本拠地)では冨安が先発に選ばれることを示しているようだった。ルーカス・パケタとクドゥスはこのウクライナ人が空けたスペースを喜んで使っていた。その判断は賢明だろう」と報じた。
パラグアイ代表MFミゲル・アルミロンなどサイドに優れたなアタッカーを揃えるニューカッスルとの対戦では、守備で安定感のある冨安が起用される可能性が高いと分析されていた。ここ最近のパフォーマンスで評価を高める冨安。重要な試合で先発の座を手にすることになるのだろうか。
【読者アンケート】