ノミネートされていた三笘、イラン代表FWタレミは選ばれず

　アジアサッカー連盟（AFC）の年間表彰式「AFC Annual Awards Doha 2022」が現地時間10月31日にカタールのドーハで開催され、韓国代表DFキム・ミンジェ（バイエルン・ミュンヘン）が最優秀国際選手賞に輝いた。海外メディアは「メフディ・タレミと三笘薫を抑えての受賞」と注目している。

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　AFCが選出する今回の賞では、年間最優秀監督賞に日本代表を率いる森保一監督が選ばれた。年間最優秀ユース賞には日本から男子がMF松木玖生（FC東京）、女子がFW浜野まいか（チェルシー）と揃っての受賞。最優秀国際選手賞にノミネートされていた日本代表MF三笘薫（ブライトン）は受賞を逃し、同賞にはキム・ミンジェが選ばれている。韓国人選手の受賞は、FWソン・フンミン（トットナム）に次いで2人目だ。

　ポルトガルのスポーツメディア「Bola na Rede」は、最優秀国際選手賞に輝いたキム・ミンジェに注目。「メフディ・タレミ、と三笘薫を抑えての受賞」と、惜しくも賞に届かなかった2名の名前を引き合いに称えている。

　三笘と同じく同賞にノミネートされていたイラン代表FWタレミは、現在ポルトガルの名門FCポルトでプレー。昨シーズンはリーグ33試合に出場し22ゴール8アシストをマークしている。一方の三笘も、昨季プレミア1年目はブライトンのウインガーとして33試合で7ゴール6アシストを記録。今季も開幕10試合で3得点中と好調を維持している。

　その2人を抑えて受賞したキム・ミンジェに対し同メディアは「昨シーズンのナポリで輝きを放ち、バイエルン・ミュンヘンへ移籍した韓国のセンターバックは、AFCの最優秀国際選手に選ばれた」と称賛を贈っていた。