“タイのメッシ”がJ1昇格の札幌に加入決定! GM「彼ならばJリーグで活躍できる」と太鼓判

タイ代表MFチャナティップが来年7月から期限付き移籍で札幌に加入

 来季からJ1に昇格する北海道コンサドーレ札幌が“タイのメッシ”をレンタル移籍で獲得した。ムアントン・ユナイテッドに所属するタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンが来年7月から1年半の期限付き移籍で札幌に加入すると現地タイで発表した。

 チャナティップは9月に行われたロシア・ワールドカップアジア最終予選、タイ対日本でも先発フル出場。2014年にはAFFスズキカップのMVPを獲得していた。身長158センチと小柄ながら鋭いドリブル突破を得意とし、その姿をバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネ・メッシにたとえられるアタッカーだ。

 入団会見はクラブのGMを務める三上大勝氏も同席して行われた。「彼が17歳の時、U-18タイ代表だったと思いますけど、そこで活躍した姿を見たのが初めてです」と10代の頃から動向を追っていたと明かしている。「3年前からタイの五輪代表、A代表で活躍している姿を見せてもらった。今年に入っても3試合ほど見させてもらったなかで、彼ならばJリーグの中で間違いなく活躍できる」と太鼓判を押している。

 札幌は過去にもベトナム代表FWレ・コン・ビンを獲得するなど、東南アジア戦略に積極的なクラブとして知られる。果たして北の大地でタイのアタッカーが躍動するのか、注目が集まる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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