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韓国女子は「万里の長城を必ず越えなければならない」 アジア予選突破へ最大の難関を母国指摘「5勝7分29敗で劣勢」
グループBで首位、1位突破に向け次の中国戦での勝利を目指す
サッカー韓国女子代表は、来年開催されるパリ五輪のアジア2次予選の2戦を終え1勝1分。グループ1位をキープするなか、11月1日に第3戦で中国と対戦する。母国メディアは「万里の長城は必ず越えなければならない」と対戦国に警戒を強めた。
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韓国はタイ、中国、北朝鮮と同じグループBに振り分けられている。タイとの初戦を10-1で勝利し幸先の良いスタートを切ると、続く北朝鮮戦はスコアレスドローに終わり勝ち点1を分け合った。
現在、韓国は同じく1勝1分の北朝鮮と勝ち点で並んでいるが、得失点差で優位に立ちグループ首位に。1日に第3戦で3位(1勝1敗)の中国と対決を迎えるなか、韓国日刊紙「国民日報」は「初の五輪進出を目指す韓国女子は、万里の長城を必ず越えなければならない」と、重要な一戦になると報じている。
今大会のアジア2次予選は、計12チームが4チームずつ3組に分かれて行われ、各グループ1位の3チームが3次予選(トーナメント)に進出。2位の3チームのうち1番が残り1枠に入る。続く3次予選は4チームがホーム&アウェーでトーナメントを行い、勝利した2チームが五輪切符を掴むレギュレーション。パリ五輪本戦は計12チームの出場で、アジアからは2枠のみ狭き門となっている。
「国民日報」紙は「グループ2位に落ちると、ほかのグループとの複雑な集計方法で最終順位を決める際に安心できない。難敵の中国攻略に全力を尽くさなければならない」と警戒を強めた。
韓国側が中国に勝利すれば、確実にグループ1位を守り抜き無事3次予選へと進むことができる。ただ引き分け以下であれば、同日行われる北朝鮮対タイ戦次第で2位や3位陥落もあり得る状態となっている。記事では「これまでの中国との戦績5勝7分29敗で劣勢。韓国がグループ1位を確定できるのは、中国を獲り、勝ち点7を達成したときだけだ」と、この試合で勝利が“絶対条件”だと指摘していた。
一方、グループCのなでしこジャパン(女子日本代表)は2連勝中でこちらも首位。1日の第3戦でベトナムと対戦予定だ。記事では「オーストラリア(グループA)と日本(グループC)はそれぞれ2勝(勝点6)でグループ1位を維持」と、好調の2チームについても報じていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)