通算タイトル数でレアルが宿敵バルサを凌駕! 鹿島破りクラブW杯優勝、“21対20”とリード
スペイン紙は今回のタイトルで永遠の宿敵バルセロナを上回ったと報道
レアル・マドリードはFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)で通算5度目の世界一の座に輝いたが、今回のタイトルで永遠の宿敵バルセロナを上回ったとスペイン紙「マルカ」が報じている。
序盤にMFモドリッチのミドルのこぼれ球に詰めたFWベンゼマのシュートによって、レアルは幸先よく先制した。しかし柴崎岳の2ゴールによって一度は逆転される展開になった。それでもエースFWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックによって、延長戦の末に4-2で2年ぶりのクラブW杯タイトルを手にした。
「日本への旅は実り多いものとなった」と記した同紙は、ちゃっかりとバルサに対しての優位性を示すデータを報じている。リーガで絶対的な2強として知られるレアルとバルサは国際大会でもタイトルを数々獲得しており、肉薄した勝負となっている。
レアルは通算2度目となるクラブW杯優勝、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(CL、前身のチャンピオンズカップ含む)11回、インターコンチネンタル杯(トヨタカップ)3回、UEFAカップ2回、UEFAスーパー杯3回と計21回目の国際タイトル獲得となった。
対するバルサは、5度のCL制覇、3度のクラブW杯制覇があるものの、計20回。レアルが今回クラブW杯を優勝したことで“21対20”とレアルがリードを奪ったとしている。
決勝戦のピッチで激闘を繰り広げたのは鹿島だが、タイトル数でも常にカタルーニャのライバルを意識する――。そんなマドリディスタの厳しい視線こそが、白い巨人を常勝軍団たらしめているのかもしれない。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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