伊紙が本田&ミランに厳しい論調 「最初に飛翔して今は悪戦苦闘」「何という崩壊」
本田に対する批判が高まりつつある現地ディア
ACミランの日本代表FW本田圭佑が開幕7試合で6得点2アシストというゴールラッシュから一転、以降の7試合でゴールから遠ざかっている状況を「尋常ならざる持続性の欠如」と地元メディアから批判されている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「ミラン、本田の尋常ならざる持続性のなさ。最初に飛翔して、今は悪戦苦闘」「何という崩壊」と厳しい見出しで本田の現在地を特集している。
発熱を乗り越えて迎えた前節のジェノア戦でチームとともに精彩を欠いた本田のパフォーマンスについて、特集では「ブレーキをかけたかのようだった。足首に重りが付いているよう。そして、頭も混乱しているようだ」「プレーのイニシアティブを全くとらない。加速もない。セットプレーさえも不正確。パッツィーニとの交代は不可避で、むしろ交代が遅かったくらいだ……。この日本人は後半26分までプレーした」などと報じている。
コンディション不良なのか、蓄積疲労か。「背番号10」に厳しい視線が注がれている。11月30日のウディネーゼ戦でPKを獲得したが、7試合連続でゴールやアシストを記録できていない。
「ハーフタイムに彼が交代したとしても、誰も中傷しなかっただろう。(ジェノアのホームの)マラッシでのプレーは凡庸だった。ベローナでの2ゴール直後から、凡庸になった。10月19日がこの日本人の最後のゴールだった。これがインザーギのアウェーでの最後の勝利だったのも偶然ではない」
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