冨安健洋よりジンチェンコが「優位にある」 左SB序列争いにOB見解「なぜなら…」
元フランス代表シルベストレ氏、冨安のパフォーマンスを称賛
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は今シーズン、出場時間が限られているなか、10月28日に行われたプレミアリーグ第10節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)に後半途中から出場すると、プレミア初得点となるチーム5点目を決めた。評価を高めているもののアーセナルOBの元フランス代表DFミカエル・シルベストレ氏は、まだウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコがレギュラーとして優位に立っていると考えているようだ。英サイト「Bettingexpert」がコメントを伝えている。
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途中出場したチェルシー戦(2-2)、フル出場したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第3節のセビージャ戦(2-1)と、公式戦2試合で安定感あるプレーを見せた冨安は、シェフィールド・U戦ではプレミア初ゴールを記録し、攻撃面での評価も高めた。
最終ラインを幅広くこなしている冨安だが、現在のところは右サイドバック(SB)ではイングランド代表DFベン・ホワイト、左SBはジンチェンコがレギュラーとなっている。
シルベストレ氏も、ミケル・アルテタ監督の人選に納得しているようだ。「冨安はジンチェンコの代わりとして、とても良い。ジンチェンコが何を与えてくれるか分かっているからね。冨安は堅実なDFであり、基本的なことをシンプルに上手にこなしてくれる。また試合を理解しているし、ポジショニングも素晴らしい」と、冨安を称賛した。
それでも、レギュラーとしてはウクライナ代表DFに分があるという「ただし、長期的に見てジンチェンコが優位にある。なぜなら彼が攻撃に何をもたらしてくれるかが分かっているし、アーセナルは攻撃的なチームだからね」と、チームの特徴によりマッチしているのはジンチェンコだという見解を示した。
(FOOTBALL ZONE編集部)