まさに“ベリンガム劇場” 20歳レアルMF、クラシコの衝撃2発を英称賛「1人で見出しをかっさらった」
自身初のクラシコで衝撃2ゴール
スペイン1部レアル・マドリードは10月28日、ラ・リーガ第12節でFCバルセロナと対戦し、2-1で逆転勝利した。公式戦で255回目となった伝統の一戦“エル・クラシコ”は、イングランド代表MFジュード・ベリンガムが主役となった。
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試合は前半6分、MFイルカイ・ギュンドアンがFWフェラン・トーレスとのパス交換で中央突破の流れから、こぼれ球にいち早く反応したギュンドアンが先制ゴールを決めてホームのバルセロナが先手を取った。
バルセロナペースで試合が進んだなか、後半23分にレアルが反撃。ベリンガムがペナルティーエリア(PA)手前でボールを拾うと右足を一閃。強烈なミドルシュートが突き刺さり、レアルが同点に追い付いた。
そして後半アディショナルタイム、右サイドで高いポジションを取ったDFダニ・カルバハルのクロスをPA内のMFルカ・モドリッチが触り、流れたボールをベリンガムがGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの股を抜きレアルが逆転に成功。ベリンガムの2発でレアルが勝ち点3をゲットした。
そんななか、英紙「ザ・サン」では「ワールドクラスのシュート」と同点ゴールとなったミドルシュートについて触れ、「サッカーにおける世界最大の試合において、1人でニュースの見出しをかっさらった」とベリンガムの活躍を称賛した。
また、英紙「デイリー・ミラー」では「ジュード・ベリンガムがエル・クラシコを制す」と見出しを取って報道。「ワールドクラスの実力を見せつけた」と、“ベリンガム劇場”の一戦を伝えた。
ベリンガムはこの試合でリーグ戦10戦10ゴールのハイペースを継続。イングランドの至宝がスペインの地で実力を見せつけている。