アーセナル冨安が移籍後初ゴールでダメ押し弾! 最下位シェフィールド相手に5-0快勝…今季負けなしキープ
後半21分から右SBで出場
イングランド1部アーセナルは10月28日、プレミアリーグ第10節シェフィールド・ユナイテッドとのホーム戦で5-0の快勝を飾った。日本代表DF冨安健洋は後半途中から右サイドバック(SB)としてプレーした。
冨安はベンチスタートとなった試合は、絶賛の開始早々からアーセナルがボールを握る展開に。右SBにはイングランド代表DFベン・ホワイト、左SBにはウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコが入った。
リーグ戦9試合勝利のない最下位のシェフィールドに対し、ポゼッションを高めていくアーセナルは前半28分に先制点をゲットする。イングランド代表FWブカヨ・サカが右サイドから仕掛けると、後方サポートに来た同代表MFデクラン・ライスへ。ライスが低めのクロスをペナルティーエリア内へ送ると、上手くトラップで前を向いた同代表FWエディ・エンケティアがきっちり決めた。
前半45分を終えて両チームにメンバー変更はなし。エンド変わった後半5分、アーセナルは右のコーナーキック(CK)を得ると、相手GKの弾いたボールにエンケティアが反応。豪快に右足でゴールネットに蹴り込んだ。ピッチ脇でアップをしていた冨安も駆け寄り、エンケティアをハグで祝福している。
さらに後半13分、相手ペナルティーエリア手前中央でボールを受けたエンケティアが、切込み反転。右足でのミドルシュートを突き刺し、初のハットトリックを達成した。
ミケル・アルテタ監督は後半21分にカードを切る。右SBに入っていたホワイトに代えて冨安、FWガブリエウ・マルティネッリを下げてレアンドロ・トロサールを投入した。
そのまま右SBに入った冨安は後半30分には右サイドを駆け上がり、右足でシュートを放つシーンもあったが枠を外れている。アーセナルは同43分、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入により、ペナルティーエリア内でMFファビオ・ヴィエイラの倒されたシーンがファウルと判定されPKに。自らヴィエイラがゴールを沈め、大量4点のリードを奪う。
後半アディショナルタイムは10分間と長かったが、冨安も堅実な守備でシェフィールドの追撃を許さず。すると同アディショナルタイム6分、右サイドのCKからゴール前に上がっていた冨安がこぼれ球を反転しながら右足で押し込み、移籍後初ゴールをマーク。5-0の快勝でアーセナルが今季リーグ戦負けなしをキープしている。