プレミアでの初ゴールにアルテタ監督もコメント

　イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋が10月28日のプレミアリーグ第10節シェフィールド・ユナイテッド戦（5-0）で、クラブ加入後初ゴールを記録した。ミケル・アルテタ監督も「チームにとって素晴らしい選手だ」と試合後に称賛を贈っている。

　アーセナルは前半28分、後半5分、同13分とFWエディ・エンケティアが決めてハットトリックを達成。3-0とリードすると、後半21分に右サイドバック（SB）のDFベン・ホワイトと代わって冨安がピッチに入った。

　MFファビオ・ヴィエイラの得点でさらにリードを広げたアーセナルは後半アディショナルタイム6分、右コーナーキックのこぼれ球を冨安が右足で流し込みプレミア加入後初ゴールをマーク。チームも5-0の快勝を飾っている。

　英メディア「フットボール・ロンドン」は、試合後のアルテタ監督のコメントを紹介。そのなかで冨安について「チームにとって素晴らしい選手だ」とゴールを含め賛辞の言葉を贈った。

「私は彼が大好きだ。誰もが彼を愛している。彼はドレッシングルームで最も人気のある選手の1人だ。彼はいつも控えめだが、常にほかの選手のために何かをしようとしてくれる。だからチームメイトは彼に一番前に立って楽しんでほしいと思っているんだ。チームにとって素晴らしい選手だね」

　指揮官以外にも、チーム同僚からゴール直後に手厚い祝福を受ける姿も話題となった冨安。チーム内、そして現地サポーターからも愛される存在となっているようだ。