CLアトレティコ戦で旗手が負傷交代に

　スコットランド1部セルティックは10月28日、スコティッシュプレミアシップ第10節でハイバーニアンとアアウェーで対戦する。好調だった日本代表MF旗手怜央が負傷離脱となったなか、「完璧な後釜」としてMF岩田智輝にスポットが当てられている。

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　25日のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第3節アトレティコ・マドリード戦（2-2）で、開始10分足らずの負傷交代となった旗手。直近のリーグ戦4試合で2得点2アシストと好調だったなかでの離脱はブレンダン・ロジャーズ監督にとっても痛い。

　そんななか、英メディア「TBR Football」が「完璧な後釜」として挙げたのが同じ日本人MF岩田だった。横浜F・マリノスで2022年にJ1の最優秀選手賞を受賞した岩田は、シーズン終了と同時にセルティックに加入。今季はここまで公式戦3試合のみの出場となっているが、リーグ前節のハーツ戦（4-1）ではゴールも挙げている。

「TBR Football」は「旗手は回復までの数週間を棒に振ることになった。では誰がこの中盤のプレーメーカーの代わりを務められるのだろうか？」と取り上げ、「岩田智輝はセルティックでビッグチャンスを得るかもしれない」と期待を寄せている。

　岩田について「出場機会を得るのに本当に苦労してきた」と今季未だ76分間のみのプレータイムに言及。それでも今回の旗手離脱で「どうやら今、彼にチャンスが巡ってきたようだ。日本の元MVPがステップアップし、緑と白のユニフォームで何ができるかを示す番だ」と、28日に控えるハイバーニアン戦での先発を予想した。

　記事では岩田の守備的MFの特性を指摘しつつ、「マグレガーをより攻撃的な役割に押し上げる可能性がある」と、スコットランド代表MFカラム・マグレガーとの同時起用で得られる効果について言及。「これは多くのセルティックファンが望んでいたことで、今日はそのシナリオが実現するかもしれない」と注目の点を挙げた。