ラツィオ鎌田、1年で契約満了? 9月以降出番減で「事件勃発の可能性」と伊メディア注目
2年間の自動延長オプションが付帯も…状況によっては今季で契約満了も
イタリア・セリエAのラツィオに所属の日本代表MF鎌田大地は、9月中旬以降は満足な出場機会を得られていない。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、「鎌田事件」が勃発する可能性があると報じている。
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鎌田は昨季限りでドイツ1部ブンデスリーガのフランクフルトを退団。フリー移籍が可能な今夏には、名門ACミランなど多くの移籍候補が挙がったものの難航。最終的に、8月に入ってからラツィオとの契約が発表された。プレシーズンを出遅れる形になったものの開幕からスタメンが続いたが、9月の代表活動を境にマウリツィオ・サッリ監督の起用法が大きく変化。リーグ戦ではベンチスタートが続き、直近のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のフェイエノールト戦では出場機会がなかった。
サッリ監督は試合後に「鎌田をピッチに入れられなかったことは残念に思う」とコメントしたが、ラツィオの周辺では鎌田の状況が騒がしくなっているようだ。その理由が鎌田の契約形態にあり、1年契約に2年間の自動延長オプションが付帯するものだという。そのため、状況次第で鎌田は契約満了を迎えるシーズンの選手になるという。
鎌田自身は次のゲームでの出場機会を得ることを求めているが、サッリ監督との相性の悪さは表面化しつつある。本拠地ローマの地元紙「ラ・レプブリカ」でも同様の話題が取り上げられるなど、昨季にCL出場権を獲得しながらも開幕9試合で4勝1分4敗と成績が伸びないことからもラツィオの不協和音は特集されやすい。
ラツィオは週明けの10月30日に月曜開催のリーグ戦でフィオレンティーナと対戦するが、そこでの起用法次第ではクラブとの関係に懐疑的な目を向けるイタリアメディアも増えていきそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)