ハットトリックで鹿島撃破のC・ロナウド 「完璧な1年の締めくくり」と自画自賛
決勝序盤はらしさを欠くプレーが続出も…正真正銘のロナウドポーズを見せつける
レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドが大ブレーキからのハットトリックで、タイトル総なめの1年を締めくくった。FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)で決勝点を含む3得点を決めて、クラブを通算5度目の世界一に導いた。試合後には「完璧な1年の締めくくり」と自画自賛している。
鹿島との決勝、序盤はロナウドらしさを欠くプレーが続出した。鹿島相手にミスを連発し、ドリブルではシザースからボールロスト。日本代表DF昌子源との1対1で完全に止められ、直接FKでは壁に当ててしまうなどチャンスを潰した。
それでも1-2と鹿島にリードされた後半15分には、FWルーカス・バスケスが獲得したPKを落ち着いてゴール左隅へと蹴り込んだ。2-2で迎えた延長前半8分、ベンゼマからのスルーパスを受けて、今度はGKとの1対1で冷静に決めた。そして、このゴールが決まると、ジャンプ一番から両手を広げて仁王立ち。正真正銘のロナウドポーズを見せつけた。
さらに同14分には、MFトニ・クロースのシュート性のパスを巧みにトラップし、勝利を手繰り寄せる3点目。再び仁王立ちポーズを決めると満面の笑みを浮かべた。
「色々言われるのは慣れているよ」
ゴールを決められないとメディアから猛バッシングを受けるロナウドは、もう慣れっこだとばかりに言い放ち、2016年をこう振り返った。
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