アーセナルの冨安引き留めは「明らかに成功」 今夏のインテル行きの可能性消滅に敏腕ロマーノ氏が言及
アルテタ監督とエドゥーSDが引き留め
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は、現地時間10月24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節セビージャ戦に左サイドバック(SB)として先発フル出場し、2-1の勝利に貢献した。再び評価を上げているなかで、移籍市場のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏は英メディア「CaughtOffside」で、今夏に冨安がイタリア1部インテルへ移籍する可能性があったなかで、ミケル・アルテタ監督がそれを阻止したと明かしている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
現地時間10月21日のプレミアリーグ第9節チェルシー戦(2-2)は、ウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコが左サイドバック(SB)のスタメンで出場するも、後半開始から冨安へスイッチ。続く24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節セビージャ戦では、冨安が先発フル出場してチームの勝利に貢献した。
アーセナルは10月28日にプレミアリーグ第10節でシェフィールド・ユナイテッドと対戦予定で、その後もリーグ戦、リーグカップ、CLとハードな日程が続く。冨安の存在価値が増すなかで、移籍市場のスペシャリストであるロマーノ氏は英メディア「CaughtOffside」で今夏に2000万ユーロ(約31億7000万円)で移籍の噂があったインテル行きの件について述べている。
「冨安の最近のパフォーマンスは大きな称賛を集めている。近いうちに新契約を結ぶ可能性について情報はないが、アーセナル側は彼のプレーに非常に満足している。インテルが7月に(冨安の)獲得を目指したが、アーセナルが『ノー』と答えたことが分かっている。(監督の)アルテタと(スポーツディレクターの)エドゥーが彼を引き留めたわけだが、その判断は明らかに成功だ。彼はクラブ内で非常に高く評価されており、今もその価値と多才さを示し続けている」
冨安をチームにとどめたことは、アーセナルにとってここまで最大級の“ファインプレー”になっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)