韓国代表は「いい成績を出して当然」 「過去最高の全盛期を謳歌」するチームに母国期待

韓国代表はFIFAランク24位にアップ【写真:ロイター】
韓国代表はFIFAランク24位にアップ【写真:ロイター】

10月のFIFAランクは2つ順位を上げて24位

 国際サッカー連盟(FIFA)は10月26日に最新のFIFAランキングを発表し、韓国は日本(18位)、イラン(21位)に次ぎ、アジア3位の24位だった。韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スターニュース」は、「凄い、韓国サッカー。FIFAランク歴代最高位が目前」と取り上げている。

 10月の国際Aマッチウィークの結果を受けて発表された今回のFIFAランキング。韓国は10月シリーズでチュニジアに4-0、ベトナムに6-0で勝利し、2ランクアップの24位に浮上した。

 今年3月にユルゲン・クリンスマン監督が就任したが、5試合で3分2敗と厳しいスタート。それでも、9月13日の国際親善試合でサウジアラビアを1-0で下して初勝利を挙げると、連勝を「3」に伸ばしている。

 韓国のスポーツ・芸能専門サイト「スターニュース」は、「凄い、韓国サッカー。FIFAランク歴代最高位が目前」と見出しを打ち、現在の韓国代表チームを“最強”と位置付けている。

「韓国サッカーは過去最高の全盛期を謳歌していると言っても過言ではない。その理由は、代表チームの主軸となる選手のほとんどがヨーロッパを舞台にプレーしており、ビッグクラブで活躍している。攻撃陣ではFWソン・フンミンや韓国サッカーの未来と呼ばれるMFイ・ガンイン、守備陣では“ワールドクラス鉄壁DF”キム・ミンジェがいる。最前線、中盤、最終ラインに最高の選手たちがいるのだから、代表チームがいい成績を出すのは当然だ」

 また、記事では、1998年12月に記録した過去最高位の17位を超える可能性にも期待を寄せている。

「目覚ましい変化と言えるだろう。韓国は6年前の2017年10月、FIFAランクで62位まで下がった。この制度が導入されて以来、初めて中国よりも同ランキングで順位が下回ったこともあった。韓国が58位、中国が57位。当時、イラン(34位)、オーストラリア(43位)、日本(44位)、中国(57位)に続き、アジアで5番目だった。そして、今や歴代最高位を狙えるようになった。韓国の最高位は1998年12月に記録した17位だ」

 クリンスマン体制で勢いに乗り始めた韓国。11月のワールドカップ(W杯)アジア2次予選、来年1月のアジアカップの結果次第でさらなる順位アップがあるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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