遠藤航は「あらゆる場所にいた」 まさに“神出鬼没”…リバプール専門メディアも絶賛「面白いようにボールを奪った」
初ゴールも決め、攻守両面に奮闘したELトゥールーズ戦の出来を称賛
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は現地時間10月26日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第3節のトゥールーズ戦で公式戦3試合ぶりに先発出場し、移籍後初ゴールを決めるなど活躍した。現地メディアは攻守両面に奮闘し、神出鬼没のパフォーマンスを見せた遠藤を「加入以来最高のパフォーマンス」と絶賛していた。
遠藤は4-3-3のアンカーポジションで先発した。プレミアリーグではなかなか出番が得られないなかで貴重なアピールの場を与えられた。すると1-1で迎えた前半30分、右からのクロスにヘディングで合わせ、リバプールでの初ゴールをマークした。
その後も遠藤は持ち前の球際の強さを生かした守備だけでなく、ビルドアップ時には積極的にパスの受け手となり、ドリブルでの持ち上がりなど効果的なプレーを連発。フル出場で5-1の勝利に貢献した。
リバプール専門メディア「Anfield Watch」の選手採点で遠藤はチーム2位タイの8点がつけられ「レッズ加入以来最高のパフォーマンス」と称えられていた。
「遠藤はあらゆる場所にいた。彼は常にセンターバックの(パスの)選択肢となり、素晴らしいターンを見せ、面白いようにボールを奪った。そしてリバプールでの初ゴールは完璧なヘッダーだった。一夜の仕事としては悪くないだろう」
ここまでは出番の限られていた遠藤だが、与えられたチャンスを確実に生かし、ユルゲン・クロップ監督からの期待に見事に応えてみせた。
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