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中国サッカー協会新会長「80年は日本をリードしてきた」 解決すべき問題に見解「何がどれほど劣っているか…」
ソン・カイ氏が10月25日に就任スピーチを実施
中国男子サッカーは、2002年の日韓ワールドカップ(W杯)からW杯の舞台から遠ざかっている。近年では、同じアジアの日本や韓国に比べて目ぼしい成績を残せていないが、中国サッカー協会の新会長に就任したソン・カイ氏は、何が問題かを把握し、改善に取り組めれば、ライバル国に食らい付く可能性はあると考えているようだ。中国のサッカー専門紙「足球報」が伝えた。
10月16日に中国サッカー協会の新会長に就任したばかりのソン・カイ氏は、25日に協会内のスタッフたちと初めて対面。そこで就任スピーチを行ったという。
中国のサッカー専門紙「足球報」は、ソン・カイ氏がスピーチの最後に「中国はかつて(1917年の)極東選手権競技大会で日本に5-0で勝利した。1987年には(ソウル五輪アジア最終予選で)日本に2-0で破っている。92年に負けるまで、80年は日本をリードしていた。負けているのはこの30年間だけだ」と語り、スタッフたちを激励したと伝えている。
「我々は日本や韓国よりも愚かということではない。彼らが上手くやれるなら、我々も上手くやれるはずだ。しかし、まずは何が問題を把握し、認め、解決する必要がある。我々が日本や韓国と比べて何がどれほど劣っているかを把握する。どうやって取り組んでいくべきか。そこから一歩ずつ前に進んでいくんだ」
近年、中国は日本や韓国に比べて育成環境の整備の必要性が指摘されてきたが、新会長ソン・カイ氏の下で今後どのような動きがあるのか、注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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