スーパースターの証明だ! C・ロナウド、前半大ブレーキから怒涛のハットでレアル世界一の主役
二度のジャンピング仁王立ちパフォーマンス
同27分にはベンゼマのシュートのこぼれ球を詰めたがオフサイド。同36分にはベンゼマのスルーパスを受けたもののGK曽ヶ端準に右足で弾かれた。同40分にはカウンターからDF昌子源との1対1も突破できないなど、個人能力でも圧倒できなかった。
しかし延長前半8分、エースのプライドがついに結実する。ベンゼマからのスルーパスを受けて今度は1対1を冷静に決めた。そしてこのゴールが決まると、ジャンプ一番から両手を広げての仁王立ち。正真正銘のロナウドポーズを見せつけた。
そして同14分後にはMFトニ・クロースのシュート性のパスを巧みにトラップし、試合を決定づける3点目をゲット。仁王立ちポーズを決めると満面の笑みを浮かべた。
スロースタートも決勝の大舞台で殊勲の3得点を挙げたロナウド。「日本にはバケーションで来ているわけではない」と必勝を期したクラブW杯で、スーパースターの意地を見せつけ、レアル5度目のクラブ世界一の主役となった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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