スーパースターの証明だ! C・ロナウド、前半大ブレーキから怒涛のハットでレアル世界一の主役
凡ミス連発でため息を誘うも…バロンドーラーの面目を保つ
クリスティアーノ・ロナウドがFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)決勝、鹿島アントラーズ戦で前半大ブレーキとなったが、終盤の怒涛のハットトリックでバロンドーラー(欧州最優秀選手)の面目を保った。
シザースを失敗するなどの凡ミス連発でスタジアムのため息を誘っていたが、後半14分に2-2と追いつくPK弾、そして延長戦には2得点で華麗にハットトリックを達成。4-2勝利に貢献し、クラブW杯決勝のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
自身4度目となるバロンドールを獲得したスーパースターが、鹿島相手にミスを連発した。ドリブルでのボールロスト、直接FKでは壁に直接当ててしまうなど、チャンスをつぶした。レアルは前半9分にFWカリム・ベンゼマの先制ゴールで先制したが、鹿島MF柴崎岳の2得点でリードを奪われるまさかの展開となった。
そのなかで後半13分にFWルーカス・バスケスがPKを獲得。このチャンスでキッカーを務めたのはロナウド。同15分、PK職人らしくゴール左隅に決めると2-2とスコアをタイに戻した。するとお馴染みのジャンプからの仁王立ちパフォーマンスを見せることも喜ぶことなく、ゴールのボールへと一目散に奪取。真顔でボールを掴むとセンターサークルへと向かった。
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