アーセナル冨安は「先発に値」 CLで勝利に貢献…安定感抜群の出来に“スタメン出場”を英推奨「地位をキープすべき」
セビージャ戦で左SBとしてフル出場
イングランド1部アーセナルの日本代表DF冨安健洋は現地時間10月24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージの第3節セビージャ戦に左サイドバック(SB)として先発フル出場。2-1で勝利を収めたなか、冨安は地元メディアの採点でチーム2位タイとなる10点満点の8点がつけられた。
7季ぶりのCLを戦うアーセナルはセビージャと敵地で激突した。前半アディショナルタイムにFWガブリエウ・ジェズスのアシストからFWガブリエウ・マルティネッリが決めて先制。さらに後半8分にはジェズスがCLで3試合連続となるゴールを挙げて点差を広げた。
その後、セビージャに1点を返されるも、そのまま逃げ切って勝利。戦績を2勝1敗としたアーセナルはグループB首位に浮上した。
冨安は前節のランス戦(1-2)に続いてCLでは2試合連続の先発フル出場となった。ランス戦では右SBでスタートし、途中から左サイドに回ったが、この日は一貫して左SBとしてプレーした。英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」紙の採点ではDFウィリアム・サリバと並ぶ8点で、9点のジェズスに次ぐチーム2位タイの好評価だった。
「(プレミアリーグ第9節)チェルシー戦ではベンチからのスタートでいいプレーを見せていたため、先発に値した。本当にいいパフォーマンスで、試合を通して堅実だった。彼の地位をキープすべき」
プレミアリーグでは途中出場が多い冨安だが、限られた出番の中で安定したプレーを続けている。現地メディアもスタメン入りにふさわしい活躍を見せていると絶賛していた。
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