インテルのインザーギ監督がお洒落なヒールキックを披露

　イタリア1部インテルは現地時間10月21日、セリエA第9節でトリノと対戦し3-0の勝利を収めた。適地で快勝したなか、この試合では指揮官が見せた足技も話題になっている。

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　インテルはこの試合、前半こそゴールが遠かったが後半になると攻撃陣が違いを見せる。同14分に右サイドからの低いクロスをFWマルクス・テュラムが右足ダイレクトで叩き込み均衡を破ると、その8分後にはコーナーキックからFWラウタロ・マルティネスがヘディングシュートを決めて追加点。さらに、後半アディショナルタイムにはMFハカン・チャルハノールのPKでとどめを刺した。

　トリノ戦の勝利を受け、インテルは勝ち点を「22」（7勝1分1敗）に伸ばし首位に立っている。

　また、この試合ではインテルのシモーネ・インザーギ監督もファンを魅了。インテル公式X（旧ツイッター）は10月22日、「まだいける」とメッセージを添えて1本の動画を公開した。

　動画に収められていたのは、前半のワンシーン。テュラムにプレッシャーをかけられたトリノGKが大きく蹴り出したボールはセンターラインを越えてインテルベンチの前へ。すると、テクニカルエリアにいたインザーギ監督が軽くあとずさりしながら右足のかかと付近でボールにタッチした。そして絶妙に勢いが殺されたボールは近くにいたDFフェデリコ・ディマルコのもとへふわりと届いた。

　この動画が公開されると、瞬く間に話題に。公開から1日で15万の再生回数を記録したほか、コメント欄には「偉大だ」「拍手を」「悪魔のヒール」「まだレベルをキープしている」といった反応が寄せられている。

　現役時代はFWとしてラツィオなどで活躍したインザーギ監督。足もとのテクニックは健在のようだ。