崖っぷちの大宮、2点ビハインドからの3発大逆転勝利 後半AT弾に反響「奇跡の残留あるか」「劇的すぎる」

大宮がリーグ終盤戦に4連勝【写真:徳原隆元】
大宮がリーグ終盤戦に4連勝【写真:徳原隆元】

シーズン終盤で怒涛の4連勝

 大宮アルディージャは10月22日、アウェーでのJ2リーグ第39節で藤枝MYFCと対戦し、3-2で勝利した。0-2からの大逆転勝利で直近4連勝となったなか、土壇場での巻き返しに注目が集まっている。

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 大宮は16節終了時点で最下位に転落し、監督交代も経てチームの立て直しを図ってきた。9月24日に行われたリーグ第36節徳島ヴォルティス戦に1-0で勝利すると、怒涛の3連勝。10月7日に行われたリーグ第38節レノファ山口戦(2-1)に勝利し、ついに最下位脱出となった。

 J2残留に向けて負けられない状況が続くなか、藤枝戦では後半13分で0-2と厳しい展開に。しかし、後半23分に途中出場のFW中野誠也が反撃となるゴールを決めると、同39分には相手選手が退場して数的優位となった。

 そして、後半44分にDF袴田裕太郎が右サイドからのクロスに打点の高いヘディングで同点ゴールを奪うと、同アディショナルタイムに再び袴田がゴールを決めて、劇的勝利で4連勝を飾った。

 大宮はこの試合の勝利で勝ち点を「39」に伸ばし、勝ち点「43」で並ぶ18~20位のロアッソ熊本、栃木SC、レノファ山口と4ポイント差に。16位徳島と、17位のいわきFCとの勝ち点差も5ポイントに迫っている。

 そんななか、大宮の決勝ゴールがJリーグ公式X(旧ツイッター)で公開されると、「大逆転すごすぎる」「大宮を救った偉大な1発」「奇跡の大宮残留あるか?」「劇的すぎる」「勇気をもらえる」など、反響の声が多く上がっていた。

 シーズンの半分以上を最下位で過ごしてきたなか、終盤戦で意地を見せ始めた大宮。奇跡のJ2残留に向けて、残り3試合にも注目が集まっている。

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