大久保がクラブW杯決勝でレアルに挑む鹿島の守備力を称賛 「川崎や浦和なら失点する局面でも…」
「俺たちがクラブW杯に行っていたら…」
「鹿島は特に守備面で良さを出している。もし、俺たちがクラブW杯に行っていたとしても、あそこまで行けなかったかもしれない。川崎や浦和であれば失点していたかもしれない局面でも、鹿島の守備は光っていたから。鹿島の守備があってこその、今(決勝進出)かもしれないんだからさ」
年間勝ち点で「13」も上回った鹿島を相手に、CS準決勝で得点を奪えず“下剋上”を許した川崎のストライカーは、悔しさを押し殺しながら一発勝負の大舞台で世界を相手に輝くその守備力を称えた。
Jリーグ勢にとっては未知なる領域である18日のクラブW杯決勝では、いよいよ欧州王者レアル・マドリードと対決。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや元フランス代表FWカリム・ベンゼマら世界最高峰のタレントを擁し、圧倒的な攻撃力を誇る“白い巨人”を相手に、大久保も認める鹿島の組織的な守備がどこまで通用するのか注目が集まる。
【了】
城福達也●文 text by Tatsuya Jofuku
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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