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「何を考えている?」 中国代表GK、“ゴールプレゼント”級のミスに母国内で非難止まず「集中砲火を浴びた」
上海海港GKイェン・ジュンリンへの非難が続く
中国1部の上海海港に所属する中国代表GK顔駿凌(イェン・ジュンリン)は、10月20日に行われたホームでのリーグ第28節・北京国安戦(1-2)で先制点を献上するミスを犯してしまった。優勝争いを左右しかねない結果となり、中国メディアによれば、イェン・ジュンリンは「集中砲火」を浴びているという。
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0-0で迎えた前半25分、上海海港は味方からのバックパスを受けたGKイェン・ジュンリンが、北京国安の中国代表MF王剛(ワン・ガン)からプレッシャーを受け、ボールコントロールでもたついたところをそのまま蹴り込まれ、衝撃的な形で先制点を与えてしまった。後半にもPKで追加点を奪われ、上海海港は1-2で敗れている。
中国有数のスポーツメディア「網易」は「イェン・ジュンリンが集中砲火を浴びた」と見出しを打ち、波紋を呼んだイェン・ジュンリンのゴール献上シーンを取り上げている。
「イェン・ジュンリンはクラブと中国代表で正GKを担っているが、常にその実力を疑問視されており、メディアはテストマッチでは王大雷(ワン・ダレイ/山東泰山)を使うべきだと考えている。そのメディアの懸念が彼の心理に影響を与えたのか、勝てば優勝が決まる重要な一戦で、イェン・ジュンリンはあってはならないミスを犯した」
記事では、ファンから「国内サッカーのスローペースさが要因」という声が上がったほか、中国記者陣も「完全にGKの責任。まあ、誰も予測できない場面でもないと思うけど」「何を考えているの?」と厳しく指摘していることを伝えている。
また、「優勝を逃したら完全に戦犯扱いになる」とこの敗戦がもたらす影響についても懸念。イェン・ジュンリンとしてはゴールマウスを守るという役割を続け、結果を残すしかない。