久保建英は「ソシエダで幸せ」 レアルの「あわよくば来夏の獲得に興味」報道に現地紙が指摘
マジョルカ戦に途中出場して決勝点をアシスト
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、10月21日にホームで行われたラ・リーガ第10節マジョルカ戦で後半15分から途中出場。古巣相手に決勝点をアシストしてチームを1-0の勝利に導いた。スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「ゲームを好転させたクボの契約」と見出しを打って取り上げている。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!
代表ウィーク明け初戦となった久保はベンチスタート。0-0で前半を折り返したなか、久保が後半15分からピッチへ。右サイドに入ると、後半19分に左足でクロスを上げ、ゴール前のスペイン代表MFブライス・メンデスがヘディングシュートを決めて先制に成功した。
久保はその後もペナルティーエリア内右から攻撃を仕掛けるなどチャンスを作ったが、追加点は奪えず。久保投入で流れを変えたソシエダが1-0で勝利した。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」はまず、マジョルカ戦の活躍を受けて「クボは明らかにマジョルカ色に染まっていたゲームをわずか4分で変えた。彼の投入で試合は一転し、ゲームと味方のムードは勝利へと変わった」と称賛。そのうえで、古巣レアル・マドリード復帰説も根強い久保の契約状況に目を向けている。
「クボは毎試合、ラ・レアルのスターであり、リーガ・エスパニョーラのスターの1人であることを証明している。ラ・レアルは彼を獲得できたことを喜び、彼が納得し、しっかりと守られていると信じている。(ジョキン・)アペリベイ会長は10月19日、クボの権利は100%ラ・レアルのものだと断言した。レアル・マドリードはクボを監視しており、あわよくば来夏の獲得に興味を示している。レアル・マドリードはいくら支払う必要があるのだろうか? 理論的には、契約解除条項の6000万ユーロ(約95億3000万円)だが、彼の契約状況に詳しい情報筋によれば、『ラ・レアルは3000万ユーロ(約47億7000万円)と引き換えにゴーサインを出すべき』だという。ただ、今のところ、クボはドノスティア(ソシエダ)で幸せに暮らしている」
今季リーグ戦9試合に出場して、5得点2アシストを記録している久保。活躍すればするほど、去就の行方は注目を浴びることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)