元ブラジル代表FWパトがイタリア再上陸か ジェノアがエースの後釜として獲得に本腰
07年から12年までミランでプレー 今季はビジャレアルでコンスタントに出場
今季からスペインのビジャレアルでプレーしている元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトに、イタリア再上陸の可能性が浮上している。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じた。
パトは2007年から12年までイタリアのACミランでプレーし、シルビオ・ベルルスコーニ会長の娘であるクラブ取締役のバルバラ・ベルルスコーニ氏と熱愛が報じられるなどイタリア生活を謳歌したが、その後は母国ブラジルに活躍の場を移していた。
そして、今年1月にチェルシーへ加入するもわずか半年で退団し、今季からビジャレアルでプレーしている。パトの代名詞となっていた怪我もここまでは見られず、15試合中10試合(1得点)とコンスタントに出場を重ねている。
そうした様子を見てか、イタリアのジェノアがパトの獲得に本腰を入れる模様だ。ジェノアは昨季25試合14ゴールと結果を残し、今季3ゴールのエースFWレオナルド・パヴォレッティがビッグクラブへ移籍することが有力視されているため、その釜探としてパトに目を付けたと見られる。
ビジャレアルの契約は2020年6月まで残っており、移籍交渉は容易ではないという見通しもあるが、パトは思い出の地イタリアに帰還するのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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