久保建英が起こした“革命” ソシエダを変えた30分間…現地でも絶賛止まず「苦しんだストーリーを変えた」
後半15分から登場し、4分後に得点を演出
スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、10月21日のラ・リーガ第10節マジョルカ戦(1-0)で途中出場。決勝弾を決めてMOM(マン・オブ・ザ。マッチ)に選出されたなか、スペインメディアは「試合のストーリーを変えた」「久保がもたらした革命」と存在感に脚光を当てている。
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代表ウィーク明け初戦で、疲労も考慮されベンチスタートとなった久保。レアル・マドリード在籍時代にレンタルでプレーした古巣マジョルカを相手に、機を待つ展開に。そんな久保に出番が訪れたのは0-0で迎えた後半15分だった。
すると投入から4分後、早速仕事をやってのける。右サイドでボールを持った久保がカットインから左足でクロスを上げ、ゴール前のスペイン代表MFブライス・メンデスがヘディングシュートを決めて先制に成功した。
その後追加点は奪えなかったが、久保は30分間のプレーでチームを勝利に導きソシエダが1-0で勝利した。なお、久保はこの試合で今季6度目のMOMに輝いている。
この活躍にスペインメディア「Relevo」は「久保建英、ラ・レアル(ソシエダ)が苦しみながら勝利した試合のストーリーを変えた」と、流れを変えた久保の存在に言及。「久保建英は今リーガで最も調子の良い選手であることは間違いない。彼が登場するまで、ソシエダはマジョルカの蜘蛛の巣を解きほぐすのに問題を抱えていた」と、久保がもたらした変化を報じた。
「この日本人が登場したとき、物語は幕を下ろした。彼の最初のボールは、ブライス・メンデスの至近距離からのゴールをお膳立てした」
さらにスペインメディア「エル・デスマルケ」は選手評価で、10点満点中のチーム最高得点を与え「久保のピッチへの登場は試合に革命をもたらした」と絶賛。「アシストだけでなく、ラ・レアルが最高の時間を過ごしたのも彼がピッチにいたからだ」と結果を導いた日本人MFを称えていた。