三笘の契約延長で「マンUが大きな打撃」 “サンチョ後釜”獲得失敗に英注目「ほかを当たるしかない」
サンチョ放出の可能性が高まるなか、後釜候補に挙がっていた三笘がブライトンと長期契約を締結
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、イングランド代表MFジェイドン・サンチョの放出を検討している。英紙「デイリー・ミラー」は、サンチョの後釜候補として狙っていたブライトンの日本代表MF三笘薫が契約を延長したことで「ユナイテッドが大きな打撃を受けた」と報じた。
プレミアリーグ2年目を迎えた三笘は、今シーズンここまでリーグ戦8試合で3ゴール3アシスト。昨季(33試合/7得点5アシスト)を超えるハイペースで結果を残している。そんな三笘を巡って、欧州の複数クラブが来年1月の移籍市場での獲得を狙っているとの報道が海外で出ていた。
しかし、現地時間10月20日に三笘はブライトンとの新契約を締結。2027年6月末までの長期契約が決まっている。この報道を受け「デイリー・ミラー」紙は「マンチェスター・ユナイテッド、ジェイドン・サンチョの後釜候補が移籍の意向を明らかに」と見出しを取り日本人MFの出した結論によるユナイテッドの“ダメージ”を伝えた。
「サンチョの後釜を獲得するというマンチェスター・ユナイテッドの希望は、ブライトンのスター選手、三笘薫が新たな長期契約を結んだというニュースによって、大きな打撃を受けた。ユナイテッドは1月に火力と創造性を加えたいのであれば、ほかを当たるしかない」
記事では、エリック・テン・ハグ監督との確執が続くサンチョが、「オールド・トラッフォードでの時間は終わりに近づいているようだ」と報道。サンチョは2021年夏に7300万ポンド(約133億円)の高額移籍金でユナイテッドに加入していたが、指揮官がメンバーから外したことに異を唱えてからチームを追放されている。
代わりとなる選手として三笘の名前が挙がっていたが「サンチョが放出となれば、赤い悪魔は攻撃にもっと質を加える必要がある。三笘ならそれができただろうが、日本代表MFはブライトンに残ることになった」と、ターゲットを逃したユナイテッドの現状について触れていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)