三笘が契約延長も…リバプールは「遠くから見守り続ける」 専門メディア指摘「週給1400万円は我々のスター選手たちより格段に低い」

ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンの三笘薫【写真:ロイター】

欧州クラブが獲得へ興味を示していたなか、27年6月末までの長期契約を結ぶ

 イングランド1部ブライトンは現地時間10月20日、日本代表MF三笘薫と新契約を締結。日本人アタッカーの2027年6月末までの長期契約が決まった。移籍の噂も多々あったなかでの契約延長に、リバプール専門メディア「liverpool.com」は「リバプールからの誘いを退けた」と報じている。

 ロベルト・デ・ゼルビ監督就任後にレギュラーに定着し、プレミアリーグで徐々に実力を発揮。昨季は33試合で7得点5アシストをマークすると、今シーズンもここまでリーグ戦8試合で3ゴール3アシストとハイペースで結果を残している。

 そんな三笘を巡っては、欧州ビッグクラブから獲得興味の噂が絶えなかった。マンチェスター・ユナイテッド、リバプール、スペイン1部バルセロナなどの名前が挙がっていたが、三笘は現クラブとの契約延長を選んでいる。

 ブライトンは20日、三笘と2027年6月末までの新契約の締結を発表した。この一報に「liverpool.com」も反応。「三笘薫がレッズ(リバプール)に大打撃」と、1月の移籍市場で獲得を目論んでいたリバプールへのダメージを報じている。

「ブライトンの日本人ウインガー、三笘薫はクラブと新契約を結んだ。その際、リバプールからの誘いを退けたと報じられている。複数のクラブがアプローチをかけており、その中にリバプールも含まれていたという。しかし、このウインガーは契約を延長することで憶測に終止符を打った」

 記事では続けて「ロベルト・デ・ゼルビ監督率いるチームで最も稼ぐ選手の1人となった26歳は、週給約9万7000ドル(1400万円)を受け取ることになる」と、稼ぐ金額についても言及。そのうえで「三笘は新たな逸材」と評価しつつ、「(彼の更新された給料は)リバプールのスター選手たちよりは格段に低いため、おそらくアンフィールドの関係者は彼を遠くから見守り続けるだろう」と、今後も三笘の動向を注視する予想を立てていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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