中国女子代表DF、日本遠征で“大学生主体チーム”の力に驚き 「動き、パス、攻守の切り替えがすべて上だった」

中国代表の李佳悦【写真:Getty Images】
中国代表の李佳悦【写真:Getty Images】

上海農商銀行チームの中国代表DFリー・ジャユェがSNSに投稿

 かつてなでしこジャパン(日本女子代表)を率いた高倉麻子監督率いる上海農商銀行チームが、日本遠征を実施している。そのなかで主力の中国代表DF李佳悦(リー・ジャユェ)は中国版X(旧ツイッター)の「微博(Weibo)」で、「不可思議だった」と感想を述べた。

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 上海農商銀行は10月17日、日本遠征初戦でなでしこリーグ1部の朝日インテック・ラブリッジ名古屋と1-1で引き分けた。リー・ジャユェは「彼女たちのサッカーは不可思議だった」と切り出し、「大学生主体のチームだったが、動き、パス、攻守の切り替え、すべて我々より上だった。我々はフィジカルを生かした守備と高さで優位だったが、今後この優位性すらなくなるかもしれない。アジア競技大会(の準決勝)で中国が若手主体の日本に敗れたのも運が悪かったのでなく、各方面で劣っていたからだ」と脱帽した。

 1990年生まれのリー・ジャユェは、2012年から長くにわたって中国代表で活躍し、22年の女子アジアカップ優勝などを経験。韓国(水原三星ブルーウィングス)やトルコ(ガラタサライ)でもプレーした国際経験豊富なベテランだが、そんな彼女も日本の大学生チームのレベルに舌を巻くほど、日本代表だけでなく下部リーグまで強化されていることが証明されたと言えるだろう。

 中国大手メディア「SOHU」も、「リー・ジャユェが中国サッカーと日本サッカーの差について語る」と注目していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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