久保建英は「日本が生んだ有望株」 欧州クラブを虜にする“人気ぶり”に韓国注目「完全移籍で羽ばたいた」

ソシエダで活躍する久保建英【写真:Getty Images】
ソシエダで活躍する久保建英【写真:Getty Images】

古巣レアル復帰の噂も

 スペイン1部レアル・ソシエダで躍動する日本代表MF久保建英の注目度が日に日に上がっている。古巣レアル・マドリード復帰の噂も出るなか、韓国メディアも日本人MFの“人気ぶり”を報じた。

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 ソシエダでの2シーズン目を戦う久保は、22歳の若さながらラ・リーガ8試合で5ゴールと特筆したパフォーマンスを披露。5度のMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に選出されるなど、チームの中心として重宝され、9月のラ・リーガ月間MVPも受賞した。

 日本代表でもクオリティーの違いを見せており、豊富な右サイドにおける森保一監督の“贅沢な悩みの種”にもなっている。そんな久保はドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」が10月13日付で発表した推定市場価格で5000万ユーロ(約78億6000万円)をマーク。6月の時点で2500万ユーロ(約39億3000万円)だったところから急上昇した。

 現在久保には、古巣レアルやイングランドの複数クラブから獲得への興味を寄せられていると現地でも報道されている。今後の去就でも世間を騒がせている日本人MFに、韓国誌「フォーフォートゥー」も改めて脚光を当てた。

「久保の人気爆発…アーセナルらが興味津々。久保建英の人気が高まっている。日本が生んだ有望株だ。身長173センチで、身体能力は優れているわけではないが、幼少期からスペインサッカーを経験していることもあり、質の高い足元の技術を持っている」

 久保の才能を認め、レアルから期限付き移籍を繰り返した苦労の過去にも言及。「レアル生活は楽ではなかった。ほとんどチャンスがなかった。結局、転々とレンタル(期限付き移籍)をした」と説明しつつ、「ソシエダへの完全移籍で羽ばたいた」と、現在のチームで飛躍を遂げた久保を絶賛している。

「移籍1年目からスタメンに定着した久保は、カップ戦を含めて44試合に出場して9ゴール8アシストと、チーム最高のパフォーマンスを見せた。その傾向は今シーズンも続いている。リーグ戦だけで5ゴール・1アシストを記録し、現在リーグ得点ランキングではジュード・ベリンガム(8ゴール)に次ぐ2位につけている」

 さらに、レアルの買い戻しの噂やプレミアクラブの興味も報道。「久保の人気爆発」の背景を探り、今後の進展に注目していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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