ミラン本田、「マーケット要員」でリヨン移籍も 仏メディアが新戦力候補5人をリストアップ

「ケイスケ・ホンダ、マーケティング的な資産」と特別な位置付け

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は今季先発出場わずか1試合にとどまっており、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の信頼を得られていない。来年6月で契約満了となる背番号10は放出の可能性が高まるなか、フランス1部4位リヨンの補強候補の1人に「マーケット要員」として浮上している。フランスのリヨン専門ニュースサイト「オリンピック・エ・リヨネイズ.com」が報じた。

 「移籍市場におけるスマートなターゲット」という特集では、来年6月に契約満了となるため割安の移籍金で補強できる新戦力候補5人をリストアップしている。本田は補強リストの5番目に登場し、「ケイスケ・ホンダ、マーケティング的な資産」と特別な位置付けで言及。寸評ではミランでの苦境もレポートしている。

 「ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の構想に本当に入っていない。ロンバルディア州のクラブで厳しい競争のなか元CSKAモスクワのスターは苦しんでいる」と、今季先発出場わずか1試合というベンチ要員の現状を分析している。

 ピッチ上の戦力としてだけでなく、本田には別の魅力もあるという。「戦力的に言えば、以前よりも貢献は制限されているが、セットプレーは素晴らしい武器になる、多様性も興味深い。攻撃的MFとウインガーもこなせる。実際の所、OL(リヨン)にとってはマーケティング面でのポテンシャルとなる。日本では本当のロックスターで、マーチャンダイズ面で魅力的な選手となる。ユニフォームの売れ行きはアジアで爆発するだろう」と分析されている。

 

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