日本戦で「ファン苦情を引き起こした」 完敗チュニジアに母国嘆き「アフリカで一番弱い国かも」

チュニジアは10月の国際Aマッチウィークで2連敗【写真:徳原隆元】
チュニジアは10月の国際Aマッチウィークで2連敗【写真:徳原隆元】

10月シリーズの日本戦でシュート数1対17、結果&内容とも完敗にファン懸念

 森保一監督率いる日本代表は、10月17日に行われた国際親善試合でチュニジア代表と対戦し、2-0で勝利を収めた。チュニジアは10月の国際Aマッチウィークで2連敗。日本戦ではシュート1本に抑えられる完敗となったことで、母国ファンからは嘆きの声が寄せられているようだ。

 チュニジアは今月13日に韓国代表とテストマッチを実施も0-4と大敗。アジア遠征2試合目となった日本戦でも劣勢が続き、前半43分にFW古橋亨梧に先制ゴールを奪われると、後半24分にはMF伊東純也に追加点を許す。反撃に転じるも有効策は打てず、終了間際にゴールポスト直撃のシュートを放った場面が、唯一の決定機となった。

 日本に主導権を握られ、シュート数では1対17の完敗となったチュニジア。母国ファンからは代表チームの実力を懸念する声が多数あがったようで、中国メディア「sohu」はネット上に寄せられた反応に注目し「試合後、ファンは『アフリカで一番弱い国かもしれない』と率直に語った」と、その内容に言及している。

「チュニジアは終始日本代表に抑え込まれ、わずかシュート1本しか出なかった。その結果、チュニジアのファンからの苦情を引き起こした。あまりにも醜い負け方で、全くの素人レベルだという人もいた。監督にも問題があり、サッカーに対する認識が全く欠如していると批判している」

 チュニジアは今後、11月に2026年北中米ワールドカップ予選、来年1月にはアフリカネーションズカップを控えている。ともに代表チームの今後を占う意味で負けられない戦いとなるだけに、10月シリーズの結果はファンの不安を膨らませる形となった。

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