日本代表FW上田綺世が「久保竜彦に例えられる動き」 腰捻り→ポスト直撃の“強引シュート”に海外メディアも驚き
後半28分にマイナスのクロスを強引にシュートまで持っていく
日本代表FWの上田綺世(フェイエノールト)は、10月17日の国際親善試合のチュニジア代表戦(2-0)で後半途中から出場。ポスト直撃の豪快なシュートを含め、ブラジルメディアでも「久保竜彦に例えられる動き」と元日本代表ストライカーの名前を引き合いに注目している。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
9月のドイツ代表戦(4-1)でもゴールを決めていた上田。10月13日のカナダ代表戦(4-1)で出番はなかったが、迎えたチュニジア戦で後半頭からピッチに登場した。前半43分に、先発だったFW古橋亨梧(セルティック)が得点。アピールのためにも積極的にゴールを狙うなか、最大のチャンスは後半28分に訪れた。
左サイドでスルーパスを引き出したMF南野拓実(ASモナコ)のマイナスのクロスを、上田は強引に前へトラップ。相手が寄せるなかでゴール外側に向いていた身体を反転させ、左足の強烈なシュートを放つもポストに嫌われた。
その後も得意のポストプレーなど自身の持ち味をある程度示したものの、上田のプレーは最後までゴールに結び付かず。2-0のまま日本がチュニジア相手に勝利を収めている。
ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、チュニジア戦に出場した日本代表の各選手を10点満点で評価。途中出場の上田には「6.0」の点数を付け「古橋に代わって後半45分までプレーし、何度か良い動きも見せたが、大きな見せ場は作れなかった」と、及第点が与えられた。
またポストに嫌われたシュートシーンは「ボックス内でボールを受け、マークされていたにもかかわらず、ターンして角度のないところからポストを叩いたシーンは印象的だった」とピックアップされ、「ジーコ時代に代表でプレーした久保竜彦に例えられる動きだった」とかつてのストライカーを引き合いに驚きを報じている。
今回は得点には結びつかなかったが、かつての日本代表レジェンドを彷彿とさせる強烈な一撃に、ブラジルメディアも脚光を当てていた。