英メディア、レアルに挑む鹿島に注目 「獲物に攻撃を仕掛けるクロコダイルのように振る舞う」
“ワニ発言”の植田、その守備がレアル攻撃陣に通用するのかも見どころ
鹿島アントラーズは14日のFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)準決勝で南米王者アトレチコ・ナシオナルに3-0と勝利した。18日の決勝戦ではスペイン王者レアル・マドリードと対戦する。アジア勢初の決勝進出を果たした開催国王者の活躍を英国メディアも注目しているようだ。
英公共放送「BBC」は「鹿島アントラーズは日曜日に横浜で行われるFIFAクラブW杯ファイナルのレアル・マドリード戦で、獲物に攻撃を仕掛けるクロコダイルのように振る舞う」と紹介している。
これは自身をワニと例える日本代表DF植田直通の発言からきているようだ。「ワニは獲物を水中に引きずり込んで相手を仕留めるが、僕も1対1では空中戦でも地上でも(ワニと)同じように相手を止めたい」という植田のコメントが紹介されている。22歳のリオ五輪代表CBは中学時代にテコンドーで日本一となるなど身体能力は抜群。ハードマークを信条とする植田の守備がレアル攻撃陣に通用するのかどうかも試合の見どころとなりそうだ。
記事ではアトレチコ戦でチーム3得点目を決めたFW鈴木優磨がクリスティアーノ・ロナウドを彷彿とさせるゴールパフォーマンスを披露したことなどについても紹介されている。Jリーグチャンピオンの鹿島の欧州王者に牙をむく一戦は英国でも注目を集めているようだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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