森保ジャパンは「過去の試合と違った」 チュニジア戦のデータで韓国メディアが注目したのは?

韓国メディアが日本に注目【写真:徳原隆元】
韓国メディアが日本に注目【写真:徳原隆元】

カナダ戦ではボール支配率で相手を下回るも、チュニジア戦では56.6%を記録

 森保一監督の率いる日本代表は、10月17日に行われたキリンチャレンジカップでチュニジア代表に2-0で勝利した。ボール支配率56.6%対43.4%、シュート数で17対1と主導権を握り、韓国メディアは「過去の試合と違った!」と伝えている。

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 10月13日のカナダ戦で4-1と快勝した日本は、チュニジア戦でスタメン7人を変更。前半43分にFW古橋亨梧のゴールでネットを揺らし、後半24分にはMF伊東純也が蹴り込んで2-0とリードを広げ、そのまま勝利を手にした。

 韓国メディア「マイデイリー」は「日本6連勝。完璧支配…過去の試合と違った!」と見出しを打ち、チュニジア戦にフォーカス。日本がチュニジア戦でボール支配率56.6%対43.4%、シュート数17対1と主導権を握った点に注目している。

「過去5試合のカウンター戦術→ボール支配率確保。日本は直近の国際Aマッチでいずれも素早いカウンターを主な攻撃手段としていた。ペルー、ドイツ、トルコ、カナダにはボール支配率で数字上は劣勢だったが、5試合で計22得点を記録。いずれも4得点以上で、すべて勝利を収めた。そのなかで6連勝を狙った日本は、これまでのカウンターではなく、試合を支配するスタイルを選んだ。前半のボール支配率は63.3%対36.7%で、約30%の差が出た。2列目の久保建英を中心に遠藤航と守田英正が後方からビルドアップに関与した」

 快勝したカナダ戦でもボール支配率は46.4%と相手を下回っていただけに、これまでとは違った展開となったチュニジア戦は韓国メディアの目に留まることになった。

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