韓国に0-4で敗れたチュニジアは日本にも0-2で敗戦

　森保一監督率いる日本代表は10月17日、キリンチャレンジカップでチュニジア代表と対戦し、2-0で勝利した。韓国メディアは13日に直接対決で4-0と下したチュニジアについて、「攻撃は無気力で、全く糸口を掴めなかった」と伝えている。

　スタメン7人を入れ替えた日本は前半43分、MF久保建英、MF旗手怜央とつながり、旗手のラストパスは相手に当たって古橋の前へ。GKと1対1になったFW古橋亨梧は冷静にシュートを流し込んで1-0と先制して、前半を終えた。

　1点リードで後半に突入した日本は同24分、左サイドでFW浅野拓磨のパスを受けた久保が緩急をつけたドリブルで縦に突破。マイナスの位置でフリーになったMF伊東純也に正確なパスを通し、伊東が冷静に蹴り込んで日本が2-0とリードを広げた。

　試合終了間際には相手のシュートが左ポストを直撃するピンチもあったが、日本は2-0と完封勝利を収め、連勝記録を「6」に伸ばした。

　韓国紙「朝鮮日報」は、「チュニジア、肉弾防御（自分の身体をかえりみず、身体を張って守ること）も0-2完敗」と見出しを打ち、13日に対戦したチュニジアについてレポートしている。

「日本がアフリカのチュニジアを制圧して6連勝。チュニジアの攻撃は無気力で、全く糸口を掴めなかった。日本との中盤の争いで完全に負けてしまい、機動力、敏捷性など、なに1つ優位を示せなかった。後半アディショナルタイムにシュートがゴールポストを叩いたのは不運だったが、結局得点できずに終わった」

　チュニジア相手に優位な戦いを見せた日本の充実度が見える試合となった。