旗手怜央、チュニジア戦の縦横無尽プレーを海外絶賛 「ポジションの魔法使い」
チュニジア戦で先発出場、古橋の先制点に絡むなど存在感発揮
スコットランド1部セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧と日本代表MF旗手怜央は、10月17日に行われたキリンチャレンジカップのチュニジア戦に、揃って先発出場し、2-0の勝利に貢献した。スコットランド紙「デイリー・レコード」は、先制ゴールを挙げた古橋を称えつつも、「本当に注目を集めたのは旗手」と、ゲームメーカーを高く評価した。
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国際Aマッチ5連勝中の森保一監督の率いる日本代表は、13日のカナダ戦(4-1)から先発7選手を入れ替え、古橋と旗手にも先発する機会が与えられた。序盤からチュニジアを圧倒した日本だったが、なかなかゴールが奪えない。そんななか、前半43分に日本は中盤でMF久保建英からボールを受けた旗手が右にボールを展開しようとしたところ、相手DFに当たったボールがゴール前へ。これに反応した古橋が、確実にシュートをゴールに決めて先制点を挙げた。
古橋は前半のみでFW上田綺世と交代し、旗手も後半18分にFW浅野拓磨との交代でベンチへ退いたが、スコットランド王者セルティックで活躍を続ける2選手が、日本代表でも活躍を見せた。
記事では「キョウゴがセルティック級のプレーで日本のファンを興奮させるが、真に注目を集めたのは『ポジションの魔法使い』旗手だ」との見出しで報じた。『ポジションの魔法使い』は、X(旧Twitter)で日本のファンから投稿された内容だが、記事でも「キョウゴが日本のために決めたゴールが母国を2-0の勝利に導いたが、旗手怜央の魔法使いのようなパフォーマンスが多くの人の目を奪った」と、中盤で縦横無尽の活躍を見せた旗手を高く称賛している。
先制点についても、「彼らは前半にゴールをこじ開けた。旗手のパスがディフレクトしたところをキョウゴがセルティックでいつもしているようにボールへ飛びつき、GKを抜き去るシュートをゴールへ流し込んだ」と、描写している。
カタールW杯には、揃って出場できなかった古橋と旗手だが、来月から始まるW杯予選や同じカタールで開催されるアジア杯に向けても、良いアピールができた一戦となった。