「活発なクボの後押しを受けた」 久保建英、殊勲の活躍に海外注目「チュニジアは日本を相手に無力だった」
日本はチュニジアに2-0で勝利 久保は全2ゴールに絡む活躍
日本代表は10月17日、国際親善試合でチュニジアと対戦し、2-0で勝利を収めた。MF久保建英はトップ下で先発し、全2ゴールに絡むパフォーマンスで白星に貢献した。フランスメディアは「チュニジアは、非常に活発なタケ・クボの後押しを受けた日本を相手に無力だった」と取り上げている。
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カナダ戦(4-1)で出番のなかった久保は、ソシエダで主戦場とする右サイドではなく、トップ下で先発出場。前半12分に獲得したフリーキックで壁の下を通すシュートを狙ってスタジアムを沸かすと、0-0で迎えた同43分、久保が敵陣で相手DFのチャージを受けながらもボールを運び、MF旗手玲央へと渡す。旗手のパスは相手に当たって軌道が変わるも、結果的にFW古橋亨梧への絶妙なパスとなり、相手GKとの1対1を冷静に決めて先制点を奪った。
後半からは左サイドにポジションを取ることが多くなった久保は後半24分、ドルブルで縦へと突破してからグラウンダーのクロスを供給すると、フリーで走り込んだMF伊東純也がダイレクトでゴール右に叩き込み、追加点をお膳立てした。試合は2-0で終了し、同37分までプレーした久保は全ゴールに絡むパフォーマンスを披露した。
この活躍を受け、フランスメディア「フットメルカート」は「チュニジアは、非常に活発なタケ・クボの後押しを受けた日本を相手に無力だった」と取り上げ、「ハーフタイム明けには日本の試合はさらに強まり、久保の素晴らしいパスから最後はジュンヤ・イトウがネットを揺らした」と説明している。ラ・リーガで9月の月間最優秀賞を受賞した久保は、その好調ぶりを代表でも遺憾なく発揮してみせた。