旗手→古橋のゴールは「セルティックでお馴染みのテーマ」 チュニジア打開の一撃にスコットランド注目

日本人コンビの活躍を取り上げている【写真:Getty Images】
日本人コンビの活躍を取り上げている【写真:Getty Images】

日本は古橋、伊東のゴールでチュニジアに2-0の勝利

 日本代表は10月17日、国際親善試合でチュニジアと対戦し、2-0で勝利を収めた。スコットランドメディアはMF旗手玲央のラストパスからFW古橋亨梧が決めた先制点に注目し、「これは日本戦でのゴールだったが、セルティックでお馴染みのテーマだった」と、セルティックでプレーする日本人コンビの活躍を取り上げている。

 昨年6月に対戦した際、日本はチュニジアに0-3で敗れていた。カタール・ワールドカップ(W杯)にも両チームともに出場し、日本はドイツ、スペインを撃破しベスト16進出を果たした一方、チュニジアはグループリーグ敗退に。それでも、準優勝国のフランスを相手に金星を掴み取っていた。そのチュニジアは直前に行われた13日の国際親善試合で韓国に0-4と敗れたのに対し、日本はカナダに4-1と完勝していた。

 チュニジア戦で日本はカナダ戦から先発7人を入れ替え、最前線には古橋、トップ下にMF久保建英、左サイドには旗手が配置された。試合の主導権を握るもなかなかチュニジアの牙城を崩せないなかで迎えた前半43分、旗手が出したパスが相手DFへと当たり、コースが変わると、そこに抜け出す形で古橋が相手GKとの1対1を冷静に決め切り、先制点を奪った。

 後半24分には左サイドを突破した久保がグラウンダーのクロスを供給し、フリーで受けた伊東がゴール右隅に突き刺してリードを広げ、試合は2-0で終了した。国際Aマッチで怒涛の6連勝を飾ったなか、スコットランドメディア「CELTS ARE HERE」は「ハタテのアシストからキョウゴが決めた」と見出しを打ち、セルティックの日本人コンビの活躍を報道している。

 記事では「これは日本戦でのゴールだったが、セルティックではお馴染みのテーマだった」と、クラブで見せているコンビネーションを代表でも披露したと注目していた。カタールW杯のメンバーからは落選していた古橋と旗手だが、これからの代表を引っ張る存在となるためのアピールは果たせたと言っていいだろう。

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