鹿島の快挙を称賛も嫉妬する韓国メディア 「大陸王者でない」と“開催国枠”に疑問の声も

クラブW杯準決勝でのナシオナル撃破を「異変」と報じる

 FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)準決勝で鹿島アントラーズが、南米王者のアトレティコ・ナシオナル(コロンビア)を3-0で下して、アジア勢初の決勝へと駒を進めた。

 この試合に先立ち、アジア王者の全北現代モータース(韓国)とアフリカ王者マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)の5位決定戦が行われたが、4-1で全北現代が勝利を収めた。韓国メディアは、今季最後の試合を有終の美で飾った全北の勝利について大きく報じているが、鹿島の歴史的勝利についても伝えている。

 サッカー専門サイト「スポータルコリア」は、「“異変”鹿島、アトレティコ・ナシオナルを3-0で撃破、アジアのクラブとして初の決勝行き」との見出しをつけるなど、各メディアが「異変を起こした」という表現を用いて鹿島の勝利を大きく報じた。

 ただ、一方でFIFA主催の試合で初めて導入されたVAR(ビデオアシスタントレフェリー)による判定で、鹿島が得た前半33分のPKについて触れる韓国メディアも多かった。

 

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