「偉大なジーコがもたらした」鹿島のクラブW杯躍進 礎を築いた“神様”の功績に欧州が再注目
石井監督は“ジーコの申し子”
このように絶大な“ジーコ・スピリット”をクラブに注入したと伝えている。またジーコの人脈によって「レオナルドのようなブラジル人スター選手が集まった」、「最も成功した監督はトニーニョ・セレーゾだった」と、欧州でも名が知られるブラジル人が集ったことに触れつつ、「現在監督を務めるマサタダ・イシイは現役時代の92年から97年にかけて、ジーコがカシマに在籍している頃のアントラーズの選手だった」と、“ジーコの申し子”であることも紹介している。
今回のアントラーズの躍進は、世界中のサッカーファンに「カシマ」という都市をアピールしたのと同時に、「ジーコ」の名前と業績を再認識させるきっかけとなったのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2