久保建英、先発期待のチュニジア戦「相手1枚くらいなら余裕」 攻撃陣“牽引”の役割果たす「僕は主役になるつもり」

久保建英の起用法にも注目だ【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
久保建英の起用法にも注目だ【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

チュニジア戦では右サイドかトップ下での先発が見込まれる

 日本代表MF久保建英は10月16日にノエビアスタジアム神戸で17日のチュニジア代表戦に向けて公式練習に臨んだ。13日のカナダ代表戦では出場機会はなく、アップ場にも姿を現さなかった久保は、チュニジア戦では先発出場が見込まれる。所属のレアル・ソシエダで結果を残す右サイドか、トップ下での起用が予想されるなかで、右サイドで出場した場合は「1枚くらいなら余裕」と力強く意気込んだ。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)

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 久保の言葉には力が込められていた。右サイドか。トップ下か――。いずれにせよ、先発出場が見込まれるチュニジア戦を前に集中力を高めていた。

「やることはいつもと変わらない。右で出た場合は中に行けることが今の僕の特徴だと思う。1枚くらいなら全然、余裕かなと思います。(トップ下なら)トルコ戦は良かったですけど、個人としてはすごく疲れた。やることが多かったですし、そういった意味でできれば前の仕事に専念したいかな。もっと前で受けたり。トルコ戦は結構下がって受ける場面も多かったので、もうちょっとタスクを前に維持できれば。うしろの選手を信頼して持っていけたらいいのかなと思います」

 9月の欧州遠征ではドイツ代表戦で途中出場、トルコ代表戦ではトップ下で先発出場を果たした。ドイツ戦では短い時間でも2アシストをマークし、トルコ戦も攻守において躍動した。どちらのポジションでも日本の攻撃陣を牽引する役割をこなす久保。今季はソシエダで5ゴール1アシストを記録しており、日本人で初めてリーグの月間MVPにも選出された。

 今回はMF三笘薫がコンディション不良で不参加、MF鎌田大地も選外となった。久保に懸かる期待も大きいなかで「もともと彼らがいてもいなくても僕は主役になるつもりでいつも来ているので、そこは変わらない」と言い切った。

 国際Aマッチでは多くのチャンスを演出してきたが、自身はここまで2ゴール。横浜F・マリノス時代、J1リーグ初得点した思い出の地・神戸で再び光り輝く覚悟だ。

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