日本代表戦は国内開催でも海外組を呼ぶべき? 7割が賛成、反対派は約3割「国内だけでは戦力不足」「リスクを冒して欲しくない」【読者評価】
10月の親善試合は日本開催、海外組は3人が離脱
森保一監督率いる日本代表は、10月13日にデンカビッグスワンスタジアムでカナダ代表と対戦し4-1で勝利した。今回10月に国内で行われる親善試合は17日のチュニジア代表戦(ノエビアスタジアム神戸)を残すところとなったなか、「FOOTBALL ZONE」では独自アンケート調査を実施。「国内で行われる日本代表の国際親善試合、海外リーグ所属の選手は呼ぶべきか?」を読者に尋ねた。
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9月の代表ウィークでは欧州遠征としてドイツ、ベルギーで国際親善試合が行われたが、10月の2試合は国内2か所での開催となる。実際、ヨーロッパでプレーする日本人選手たちに関しては大幅な距離を移動し、一時帰国した。
こうしたなか、FW前田大然(セルティック)、MF三笘薫(ブライトン)、DF伊藤洋輝(シュツットガルト)、GK前川黛也(ヴィッセル神戸)がコンディション不良などを理由にチームを離脱している。
また、カナダ戦ではFW中村敬斗(スタッド・ランス)が相手との接触で負傷。左足首の状態が心配されている。そうした選手への身体の負担に関係が少なくない移動距離の点も踏まえ、「国内で行われる日本代表の国際親善試合、海外リーグ所属の選手は呼ぶべきか?」といった質問を投げかけると、7割近くが「はい(海外リーグ所属の選手を呼ぶべき)」と答え、逆に「いいえ(海外リーグ所属の選手を呼ぶべきではない)」との回答が約3割となった。
それぞれ理由について、まず「はい(呼ぶべき)」と答えた意見は「出たい意思のある選手がいる限り呼ぶべき」「アジア杯の準備のためには本番に近い陣容で戦わないと意味がない」「国内組だけでは戦力不足」「相手へのリスペクトに欠けると思う」「戦術理解のため全員ではなくても呼ぶべき」といった声があがっている。
また「はい(呼ぶべき)」と答えた人のなかでも「フル代表メンバーである必要はなく、ある程度ローテーション的に絞ることも必要」「自ずと日本代表は海外組メンバーが多くなるのは仕方ない。また、代表に招集することで移動やプレーでの負担も大きいため、所属チームでのコンディションや積極的な休養も代表としても考えるべき」「世界各国のトッププレーヤー達もこの過密日程をこなしている。ただ選手の家族の方々は休ませてあげたいですよね」といった別の立場からの意見も出ている。
一方で、「いいえ(呼ぶべきではない)」と答えた理由には「Jリーグのレベルアップが図れる」「地球半周の往復は、選手の負担が多すぎる」「代表戦での負傷というリスクを冒して欲しくない」「そもそもアウェイや中立地での試合を望みます」といったものが挙がった。
同回答の中には「移動の疲労とラフプレーを避けて所属クラブで活躍すべし。親善試合ならばFIFAランキングtop10以外なら海外から呼ぶ必要はない」といった大胆な意見や、「疲労が増えるだけだと思う。また、トップ組を中心に呼ぶ回とサブ組を中心に呼ぶ回で分ければ、連係面をそこまで心配することはないのかと思った」といった提案する意見も発掘された。
さまざまな意見が集まった今回の2択。一概に結論は出ないだろうが、選手の離脱続出の点を踏まえると、今後何かしら変化が出てくるのかもしれない。